A.金網や金属板、パテなどを使用するのが基本で、そこに一工夫を加える。
極論ですが、結果的に「その後ネズミが来なくなった」ということになれば穴を塞ぐ物は 金たわしだろうと粘土だろうと何でもよいです。 そこからもう少し進んで「どんな場所ではどんな方法を選ぶべきか?」や「再びネズミに 穴を開けられないための工夫」について解説します。
金網の使用が手軽
一般家庭では台所やお風呂場、飲食店では厨房にある換気扇ですが、その吸気口から ネズミが侵入してくる場合があります。 そんな時に便利なのが金網で、通気性を損なうことなくネズミの侵入経路を封鎖する ことができます。
場合によっては忌避剤や粘着板も併用する
ただし、厚く塗り固めたパテや頑丈なステンレスの板などに比べると、防御力に若干の 不安を残します。 事実、金網を張ってもすぐに齧られてしまい再びネズミに侵入されるケースもあります。 その場合は近くに「忌避剤を吊り下げておく」や「粘着板を敷いておく」などの方法を とる考えもあります。 ネズミに「齧らないと侵入できない」や「齧っている間も周りから不快なにおいがする」、 「すぐ傍に危険な粘着板がある」という条件を与えてやることで侵入意欲を削ぐことが 狙いです。
市販されているステンレスやアルミの板を使う
日曜大工の要領とほぼ同じで「穴や隙間のサイズに合わせて切断した金属板で封鎖する」や 「パテまたはコーキング剤で塗り固めてしまう」などで良いです。 特に金属板については穴が無数に空いている「パンチングメタル」というものが便利です。 穴の中にビス(3ミリ程度)を打つことができるので壁に固定でき、またホームセンターで 手軽に入手できる点も魅力です。
ネズミの侵入を防ぐ効果のあるパテ
パテやコーキング剤に関しては基本的に何を使用してもよいと思いますが、種類が多くて 判断に迷う時はネズミ専用のコーキング剤「マウスストッププレミアム」を選びましょう。 単純に隙間を埋めるだけではなく「ネズミが齧りにくい特徴を持つ」や「ネズミが嫌がる においを放つ」など、再び穴を開けられないようにする効果を併せ持ちます。 販売されてからの年数がまだ浅い商品ですが、既に色々な現場で確かな実績があります。
鉄壁の防御力を発揮するプロの技術
最後に、筆者がよく現場で使用するテクニックを簡単にご紹介したいと思います。 まず準備するのはマウスストッププレミアムとパンチングメタル、3ミリのビス。 また、マウスストッププレミアム用のコーキングガン(セット品も販売してます)、 ビス止めするためのドライバー(100均のものでも十分)、パンチングメタルを カットするためのハサミ(少々刃こぼれしてもいいもの)、それとカット時に手を 保護するための厚手の手袋。最後にビニル手袋です。
では、下の写真にある壁の穴をこれから封鎖していきます。
まずはパンチングメタルを穴のサイズに合わせてカットすることから始まります。 この時ステンレスの板では頑丈で錆が出ない代わりにカットに物凄く手間取ります。 アルミは「錆びる」、「ネズミに齧られるかもしれない」という懸念はありますが 後述の通り表面をマウスストッププレミアムで保護するため、ここではアルミを 利用しています。
次に採寸・カットが終わったパンチングメタルの裏側にマウスストッププレミアムを 塗布します。 ビニル手袋をはめて、指できれいにならしながら裏面全体へしっかりと塗布します。
裏面へ塗布が完了したら、パンチングメタルをビス止めします。
仕上げに、マウスストッププレミアムをパンチングメタルの表面に塗布して完了です。 つまり、パンチングメタルで穴を塞ぎつつ、その上からマウスストッププレミアムを 塗布することでネズミに対する防御力を高めているという訳です。 初めて試した現場で非常に効果があって以来、それに味を占めて様々な現場でも実施 しております。 もし心当たりのある場所があれば、是非試してみていただきたいテクニックです。
以上、ネズミの通り道を封鎖する方法ついて解説しましたが、他にも不明な点があれば 弊社スタッフまでご相談下さい。お問い合わせはメール・電話で受け付けておりますので、 お気軽にご相談下さい。